島田紳助が語るジャニーズの圧力

2009年9月7日放送「クイズ!紳助くん」より

新撰組リアンについての話題で、ちょっと小声気味に話す紳助)

  • 紳助「これね、たぶんいろいろ邪魔が入るんですよ」
  • 麒麟(?)「大きいとこから」
  • 紳助「芸能界は邪魔が入るからね。一応表向きはコントグループていうてるんですよ」
  • 麒麟(?)「若手コントグループ」
  • 紳助「ちょっと男前の」

こういう生々しい話をよくカットせず放送に載せたなあ、朝日放送
ジャニーズが圧力をかけたといえば、DA PUMPを歌番組にださないよう各テレビ局に圧力をかけた話が有名だけど、今度デビューする「新撰組リアン」も格好いい男グループというまさにジャニーズに敵対するジャンルであって、ジャニーズが圧力をかけてきてもおかしくない。
ひとつ気になるのは、それ以前にデビューした「羞恥心」のことで、羞恥心は各歌番組に出演していたけども、あれは事前にジャニーズに話を通していたのだろうか。芸能界の事情に詳しい紳助のことだからジャニーズ相手に「羞恥心は1年限りの限定で終わらせますので、大目に見てやってください」みたいに筋を通したのかもね。羞恥心は表向きは落ち目になる前に絶頂期で終わらせたということになっているけども、本当はジャニーズとケンカにならないようにしたのかもね。
そう思ったのは昔々、人間マンダラという番組で当時新人だった島谷ひとみを紳助が「大阪の女」という曲でプロデュースしたときに、島谷の所属事務所がバーニングプロダクションで、そこの周防社長を紳助が番組内で紹介したことがあった。「芸能界で一番影響力のある人」と紳助は語っていたが、番組のロケで周防社長本人と話す紳助の口ぶりが、まるで天皇陛下と話すみたいに慇懃な口ぶりで、日頃番組内では態度のでかい紳助が妙に腰を低く周防氏相手に喋っているのを見て、違和感を感じたのを覚えている。それぐらい周防氏の芸能界における力が強かったのだろう。
そういう芸能界の力関係にめざとい紳助が「新撰組リアン」や「羞恥心」のプロデュースにあたって、ジャニーズと何ら話し合いを持ってないとは思えない。今回の新撰組リアンについては今のところ自分の番組にしか出してない紳助だけど、どういう話し合いがあったのか興味深いな。
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