Every Little Thing@フェスティバルホールに行ってきた

12月8日(月) 18時30分からフェスティバルホールにて行われたEvery Little Thingのコンサートに行ってきた。

感想

このコンサートはちょっと気が早いがクリスマスをテーマにしたコンサートで、クリスマスソングも何曲か歌った。また全部アコースティックアレンジで、ステージにはキャンドルライトが20個ぐらい置いてあり、ステージ後ろの深紅のカーテンといい、落ち着いたイメージを演出していた。

こんなコンサートは本来カップルで来るべきなのに、ヤフオクでチケット1枚落札して、男1人で行ってしまうオレって悲しくなった(ノД`)

ヴォーカルのもっちーの声は、まだ調子のいい方だったと思う。ただ音域が狭いので、どうしても聴いているこっちがひやひやすることがあるが、まあしょうがない。

もっちーの衣装はウェディングドレスのような白のロングドレスで、そこにベージュ色のベストを羽織っていた。すごく綺麗なドレスだった。MCでもドレスに言及していて、「今回(ドレスを)作ったんですけど、このツアー3回でしか着ないのはもったいないから、色を染めたり、飾りを付けたり、切ったりしてもっと着たいですねえ。あいつ、また着てるよ(とツッコミ入れられるぐらい着たい)」と言っていた。

フェスティバルホール

今回フェスティバルホールでやることになったのは、今年のコンサートツアーでもフェスティバルホールでやったのだが、そこで今年いっぱいでフェスティバルホールがいったん閉鎖されるので、それまでにもう1回フェスティバルホールでやりたいですねえとイベンターに言ったらそれが実現したということだった。ELTは2001年のツアーの時にフェスティバルホールを初めて使ったそうだが、フェスティバルホールには特別に思い入れがあるらしい。もっちーはコンサート最後で感涙して大粒の涙を流していたが、そんなにこの会場に思い入れがあったのだろうか。

確かにこのフェスティバルホールは音響もいいし、規模もちょうどいいし、いくら建て直すとはいえ潰すにはもったいない会場である。朝日新聞社の不動産事業の関係で取り壊すことになったが、1958年完成という歴史と伝統あるホールなので、カーネギーホールみたいにこの古いまま残した方がよかったのではないかと思う。土地の利用効率を高めるために高層ビルを建てたいという経営上の理屈もわからんではないが、ちょっと古くなったからってすぐ新しいのを建てたがる日本的なやり方もねえ……。

今日はカメラも入っていて、DVDになりますとMCで言っていた。しかしMCではやたらうるさいヤジを飛ばすのが1人いて鬱陶しかった。そいつはわざわざ横須賀から来たと言っていたが、しょっぱなから「アホになるからー!」と大声で叫び、アコースティックライブの雰囲気を台無しにしていた。なんども「アホになるからー!」と叫ぶものだから、もっちーも「今日はアホはないかな」と諭していた。MCは全部DVDではカットかな。

もっちーは、昼ご飯に明治安田生命ビルのイタリア料理屋「ポンテベッキオ」に行ったらしいのだが、そこでトイレに入ったら外から「持田香織がいたでー」「すっぴんやった」「店員がしょっちゅう持田香織のところに行ってたでー」とおばさんのしゃべり声が聞こえてきて、外に出ようにも出られなくなったそうな。

ELTは来年は持田香織名義でソロ活動が始まるのでしばらく活動休止になるかもしれないが、その前にこうやってコンサートを見れてよかった。

バンド構成

  • ストリングス 4人(ヴァイオリン 2人、チェロ 1人、ヴィオラ 1人)
  • ピアノ 1人
  • キーボード&バンマス 1人
  • ベース 1人
  • ドラム 1人
  • ギター 伊藤一朗

セットリスト

01.White Christmas
02.I Saw Mommy Kissing Santa Claus
03.冬がはじまるよ
04.nostalgia
05.water(s)
06.鮮やかなもの
07.キヲク
08.恋文
09.愛の謳
10.Silent Night
11.恋をしている
12.出逢った頃のように
13.ハイファイ メッセージ
14.また あした
EN1.Happy Xmas(War Is Over)
EN2.Time goes by
EN3.good night