ドコモがタワレコを子会社か

WAVEが倒産したり、新星堂が社員4割をリストラしたように、近年レコード屋が青息吐息なわけだが、ここ最近はなんとか小康状態を保っているのもAKB48の100万枚バブルのお陰である。
しかしAKBバブルもいずれは収束するわけで、そうなるとまたレコード屋は倒産コースまっしぐらである。こんな時にドコモはよくもレコード屋の株式を買い増したものだなと思う。
かつてドコモは海外の携帯電話会社に投資したときに、1兆5千億円も損失を出しているので、タワレコで少々損失を出そうが、痛くもかゆくもないだろうが。

NTTドコモは6月11日、タワーレコードを子会社化すると発表した。コマース事業の強化を図るほか、タワーレコードが持つ音楽エンターテインメントノウハウなどをドコモの顧客基盤やサービスと融合、付加価値の高いサービスを両社の顧客に提供していくという。
両社は2005年に資本・業務提携を発表し、ドコモはタワーレコード株式の42.1%を保有セブン&アイ・ホールディングスに次ぐ2位株主だった。ドコモは7月中旬までに既存株主から株式を追加取得し、出資比率を50.3%に高めて子会社化する。