Media Player Classic Home Cinemaでのキャプチャ

私は普段、動画の視聴にはもっぱらMedia Player Classic Home Cinemaを使っているのだが、これのバージョンをRev.1096からRev.1299に上げるとキャプチャの仕様が変わるというやっかいな問題がある。Rev.1096までは地デジでよく使われる1440x1080(アスペクト比16:9)の映像をキャプチャすると、1920x1080のJPEGファイルを出力していた。アスペクト比優先の出力だ。

しかしRev.1097以降は仕様が変わって、アスペクト比を無視して1440x1080の画像をだしてくる。これでは画像が縦長に歪んでしまっているので、1920x1080に拡大するか1440x810に縮小しなければいけない。要はキャプチャしてアップする前に画像リサイズの手間が増えてしまうのだ。ああ面倒くさい( ´ー`)y-~~

Rev.1096ではその手間がなくて作業が楽だった。だが、ひとつ欠点があった。それは1440x1080の画像から1920x1080の画像を拡大して作りだすからどうしても輪郭などがボケてしまう。画像拡大のアルゴリズムにはMPCHCではBicubicやBilinearが選べるが、元々なかったドットを演算で作りだすのだからどうしても絵がぼやけ気味になる(地デジが動く映像に弱いというのもあるし)。その点、Rev.1299で1440x1080の画像をキャプチャしてから1440x810にリサイズする方が、絵はたぶんくっきりする。

MPCHCをバージョンアップさせると手間が増えるのだが、今回ふと思い立ってあげてみた。たぶん面倒になったらまた元に戻す(Rev.1096に)。画像リサイズソフトにはRalphaを選択した。縮小アルゴリズム設定はデフォルトの「Spline36」。拡大はともかく縮小に関してはどのアルゴリズムを選んでも大差なかろう、そこはやっつけ仕事だ。