Berryz工房と小川麻琴の握手会が中止

5/31中野サンプラザ・6/7御堂会館にて開催のファンクラブイベント「Berryz工房ファンの集い2009」に際して新型インフルエンザの予防・感染拡大防止の趣旨をご理解頂き、下記のご協力をお願い申し上げます。

尚、本イベントにて当初握手会を予定しておりましたが、新型インフルエンザの予防・感染拡大防止の為、中止させて頂きます。

5月30日(土)パシフィックヘブンにて開催の「小川麻琴 ファンクラブ限定イベント」にお越しのお客様へお知らせです。

尚、本イベントにて当初握手会を予定しておりましたが、新型インフルエンザの予防・感染拡大防止の為、中止させて頂きます。

イベント自体は行われるのだが、コーナーのひとつ握手会が取りやめに。ファンの人、残念。しかし、私にとっても他人事でない。月末には真野恵里菜のシングル発売記念イベントが大阪と横浜であるが、握手会の行方が気になる。

私は新型インフルエンザを季節性インフルエンザと同じ扱いにすべきだと思ってる。それは毒性や致死率がほとんど変わらないから。CDCはアメリカ国内で既に10万人が感染しているとみられると担当官が予想していたが、それによる死者はごくわずかに留まる。だから、別に学校全体を休校にする必要はないし、コンサートやイベントも自粛すべきではないと思う。1人患者が出ただけで学校全体を休校にしてしまった立命館は、まるで天然痘患者が発生したかのような過剰対応だったと思う。仮に毒性の強い天然痘ならば即座に休校は正解だが、豚インフルごときで休校にするのはやりすぎだ。

ウイルスの突然変異に関しても、過大にマスコミで報道されすぎだと思う。A型のインフルエンザの突然変異する確率は、Aソ連型でもA香港型でも今回の新型インフルエンザでも等しいはずなのに、ことさら新型インフルエンザだけ突然変異の危険性を報道するのは間違っていると思う。突然変死の危険性を心配しだしたらきりがない。交通事故が心配だからと家に引き籠もるのと同じ理屈。リスクを過大評価しすぎだと思う。

さて、握手会の問題だが、別に感染しても死にはしないしやったらいいんじゃないの? と私は思うが、事務所としては危機管理の面からリスクはできるだけ排除したいと考えるんだろうな。感染が発覚した場合の報道被害とイメージ低下も考えられるし。季節性インフルエンザならワクチン接種という方法で、感染のリスクを低減できる。しかし新型インフルエンザはワクチンがないので、感染を防ごうと思えば握手会という飛沫感染の濃厚な現場は避けたいだろうな。

これから気温が暑くなる夏にかけて新型インフルエンザの患者は減っていくのだろうけども、おそらく今年の秋冬に爆発的に伝染するだろう。ワクチンはとても日本人全員分用意できないし。結局多くの人が感染したあとで、別にたいしたことないウイルスだったと、人々の記憶から忘れ去られるのではないか。