コブクロファンフェスタ@紀三井寺運動公園陸上競技場に行ってきた

9月6日(土) 15時から和歌山県和歌山市紀三井寺運動公園陸上競技場で行われたコブクロファンフェスタに行ってきた。

和歌山は遠い

奈良から和歌山までは遠かった。車で行ったのだが3時間近くかかった。京奈和が部分開通ではあるができたお陰で以前よりはマシになったのだが、それでも道路事情は悪い。行きは所々にわか雨と雷がひどく、これはライブ会場も大雨かなあと思ったが、現地は雨がまったく降らなかったらしく快晴で、むしろ気温が暑すぎるぐらいだった。

予想よりも時間が掛かり、開演15時に間に合わなかった。やってもうた。失態だ。会場付近に着くと、なにやら会場のまわりに人だかりが。200人はいたかな。なんだ? と思っているとすぐに納得した。野外会場なので音が漏れているのだ。それもダダ漏れ。はっきり言ってわざわざ中に入る必要がないんじゃないかと思えるぐらい漏れていた。それでコンサート会場周辺でデシベル計を持ってうろついている係員がいるわけだ。近所の騒音被害防止のために。チケットを正価6500円で買って中にはいるのがバカらしくなった。外でも十分歌声が聞けたし。

猛暑のせいかコブクロの2人もしんどそうだった。これはライブは短めで終わりそうだなと思った。また西日がひどく、スクリーンが見にくかった。アリーナ後ろのお客さんにとっては厳しい環境だったと思う。

セットリスト

01.YELL〜エール〜
02.コンパス
03.潮騒ドライブ
04.Million Films
05.永遠にともに
06.風
07.手紙
08.Ring
09.遠くで...
10.光
11.ストリートのテーマ
12.神風
13.memory
14.ココロの羽
15.ANSWER
EN1.時の足音
EN2.桜

感想

「ココロの羽」では、観客が手と手をつないで前後に振った。昔からのお約束らしい。こうやって見知らぬ観客同士が手と手を取り合うのは珍しい。

私が参加して知っているのでは、DJ OZMAの「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」では観客同士が肩を組んで「Na-Na-NaNaNa♪」と歌う。会場中がこれをやるとなかなか壮観だ。モーニング娘。のコンサートでは、「青空がいつまでも続くような未来であれ!」で観客が横を向いて1列になり、前の人の肩に手を乗せる。これを通称「青空トレイン」と呼ぶ。

私が知っている範囲ではこの3つが観客同士が手をつないだり肩を組んだりする例だ。もちろん他の歌手の現場でもこういう例はあるだろうが。

ライブは2時間半ほどで終わった。10周年記念イベントということだったが、結構拍子抜けするぐらいあっさり短く終わった。野外でまわりへの音漏れもひどいので、あまり長くできなかったのだろうか。それにステージを照らすライトもなかったので、日がかげると後ろのお客さんが見にくくなるという配慮もあったかもしれない。結構歌ってない有名曲も多くて、「あの曲歌ってない」とか不満を漏らす声が周辺から聞こえた。時間的な制約で致し方なかったのだろう。

帰りも約3時間かけて、奈良まで帰った。和歌山は遠いと実感した1日だった。