ぱすぽ☆の「少女飛行」がオリコン初登場1位をとる

ぱすぽ☆ももクロと同じやり方を踏襲して、オリコンでいきなり1位をとった。なかなか狙って1位をとれるものではないし、それもメジャーデビュー作でいきなり1位をとったのは見事な戦略だと思う。これで数秒間といえどもテレビのワイドショーで紹介されたり、各ニュースサイトで「ぱすぽ☆」という名前が載るのだから、宣伝効果としては数千万の価値がある。
フォーマットとしては数ヶ月前からミニライブなどで予約を積み重ねる(しかも前金で)というやり方で、ぱすぽ☆秋葉原UDXなどでミニライブを何回もやって予約枚数を増やしてきた。真似しようと思えば他のアイドルグループもこのフォーマットでやればいいわけで、1位をとりたいグループはそうすればいいんじゃないかと思う。ぱすぽ☆の1位に文句をいう暇があったらね。
ただ仮にJK21とかがこのフォーマットを踏襲しても、ぱすぽ☆みたいに4万枚超は無理で、たぶん5千枚ぐらいしか行かないだろうね。ぱすぽ☆が大阪の天保山で100人ぐらいの客を集めているのを見て思ったが、それなりにファンの母数が多くないと、いくら予約会を積み重ねても4万枚なんて行かない。
ぱすぽ☆は「少女飛行」で勝負に出る前に、レッスンを積み重ねてパフォーマンスを向上させたり、握手会などでこつこつとファンの母数を増やしてきた。その結果、今回のような勝負ができたわけで、他のアイドルグループが真似しようと思っても、実はそう簡単には真似できない。ファンの基礎数が少ないグループがいくら予約会を重ねても、1位はとれないからね。
ぱすぽ☆は何から何まで見事だった。

10人組アイドルユニット・ぱすぽ☆のメジャーデビューシングル「少女飛行」(4日発売)が初週4.3万枚を売り上げ、5/16付週間シングルランキング首位に初登場した。女性グループによるデビューシングル首位は、1998年3/30付のKiroro「長い間」(1998年1月発売)以来、13年2ヶ月ぶり。初登場での首位デビューは、1968年1月のオリコンシングルランキング発表開始以来、史上初の快挙となった(グループからの派生ユニットデビューなどは除く)。