iPhoneでテザリングなんて夢のまた夢だな

私の住む奈良は田舎なのであまり関係ないが、東京都内ではiPhoneに速度制限が課されているらしい。上り回線64kbps以下に制限されているんだと。たぶんiPhoneユーザーが増えすぎて、相当バックボーンが逼迫しているんだろうな。
計測してみたら奈良では下り1802kbps、上り157kbpsでた(XTREME SPEEDTESTにて計測)。64kbps以下に制限されたら悲惨だな。
国内で売られているiPhoneテザリング機能が殺されている。テザリングがつかえればノートPCからもiPhoneをモデム代わりに使ってネット接続できるのだが、現状それができないので仕方なくウィルコムで接続している。
いずれはテザリング対応して欲しいと思っていたのだが、このバックボーンの惨憺たる状況を見れば、とてもじゃないが将来的にもそれが不可能なのだとよくわかる。ウィルコムは来年2年契約が切れるが、その時はイーモバイルWiMAXあたりを検討するか。脱獄というイレギュラーな方法もなくはないが……。

ソフトバンクモバイルが都心で上りの通信速度を規制している? ――こうした一部ユーザーの指摘に対し、ソフトバンクモバイルは公式に否定するコメントを出した。
東京都の都心部全域において、上りの通信速度が64kbps以下に制限されているのではないか? 一部のユーザーが自身の速度計測結果を踏まえ、通信速度に関する疑問を投げかけた。“電波改善宣言”を標榜し、通信品質改善に取り組むソフトバンクでは、Twitterを通じて帯域制限していることを伝えた。
都心全域で帯域を絞っているのであれば、公にすべき内容であると判断し、本誌では事実関係を確認。広報部からは「都内全域、一部地域、全国を含めて制限していない。Twitter上での回答は、通信量が著しく多かったユーザーに対する帯域制限に対するものでこれは勘違いである」との回答を得た。これにより記事掲載を見送る判断をした。
ところが、都内全域で上りの通信速度を制限しているのではないかという懸念に対し、ソフトバンクモバイルの取締役専務執行役員でCTOの宮川潤一氏は、11月20日、自身のTwitterアカウントにおいて都内増設工事箇所で制御している場所があること、山手線内の一斉工事であることなどを明らかにした。
CTOの公開コメントが公式回答と異なるため、24日、本誌では再度事実関係の確認を求めていた。25日、詳細確認の上で改めて「都心全域の全てのユーザーに対して制御している事実はない。ただし、一部基地局の工事に伴って通信が一時的に制御されることはある。ある地域に集中して制限をかけるようなことはしていない」と公式回答を得た。この“一部”がどの程度の規模を示すものなのかは不明だが、現在、経緯を知ったユーザーが都心における通信速度計測結果を報告し続けている。