エイベックスは強行開催予定するも、一転して中止

新型インフルエンザの拡大を受け、兵庫県大阪府など各自治体より、感染の拡大を抑えるための対応策に関する発表がなされております。
これを受け当社グループでは、コンサートを主催・運営する関係各社と協議の上、以下の事項について、ご来場される皆様に厳守していただくことを決定いたしました。
お客様には、大変ご不便をお掛けいたしますが、ご理解、ご協力をお願いいたします。
関西地区のコンサートにご来場される皆様へ注意喚起

  1. コンサート会場入場口に、手洗い用の「消毒液」を設置いたしますので、感染予防にご協力ください。
  2. 会場へ入場する際、咳・くしゃみなどの症状がある方は、マスク着用することを厳守願います。
  3. 会場内のトイレに「うがい薬」を設置いたしますので、感染予防にご協力ください。

対象となるコンサート

エイベックス・グループ・ホールディングスは18日、新型インフルエンザが関西地方を中心に感染が拡大していることを受け、今週行われる関西地区のコンサートで、消毒液の設置など対応策を取ることを決定した。

対象となるのは20、21日の浜崎あゆみ(30)の大阪城ホール公演と、23、24日の大塚愛(26)の大阪城ホール公演と倖田來未(26)の神戸ワールド記念ホール公演の計6公演。コンサート会場入場口に手洗い用の消毒液を、会場内のトイレにうがい薬を設置。また、咳・くしゃみなどの症状がある来場者には会場へ入場する際にマスク着用することを厳守することを求めていくとしている。

エイベックス・マネジメントは19日、新型インフルエンザ発生を受け、所属アーティスト3組(浜崎あゆみ大塚愛倖田來未)の大阪・兵庫でのコンサート6公演を中止することを発表した。代替公演は現在検討中で、今後のスケジュール及びチケットの払い戻し等は後日発表される。

来場予定者に対し18日には「注意喚起」の旨を発表していた同社だが、今回、中止に至った理由として「いまだ新型インフルエンザの感染の範囲やその状況が不透明であること」と「マスク・消毒液などの予防医薬部外品についてご来場いただくお客様に対応する数量が不足していること」などを挙げており、「来場されるお客様の安全を最優先に考えた結果、コンサートを中止することを決定いたしました」としている。

今回、中止された公演は以下のとおり。浜崎あゆみ=5月20日(水)・21日(木)大阪城ホール大塚愛=5月23日(土)・24日(日)大阪城ホール倖田來未=5月23日(土)・24日(日)神戸ワールド記念ホール

エイベックスは、当初はコンサートを開催すると発表したが、一転して取りやめた。同業他社が開催中止や延期を決める中で、自社だけ開催するのはマズいと判断したのだろうか。