独立検察官が必要なのかもね

今回の小沢一郎の秘書逮捕は、検察の正義感・功名心の行きすぎが原因ぽいな。特捜部の人間は、大物政治家を逮捕して名をあげたい、出世したいという名誉欲に駆られた連中が多いし、また検察が正義の番人だという自負を持っている。しかし、その正義の番人が裏金で飲み食いしてゴルフしてるんだから、自分たちが正義の番人だなんていうのは単なる独善、思いこみに過ぎない。

正義の番人きどりで検察が巨悪を捕まえようと張り切っても過去ろくなことがない。ロッキード事件しかり、リクルート事件しかり。しかし検察は自らの正当性を主張するために、マスコミに都合のいい情報をリークして、マスコミも検察から情報を得たいし自分だけ特落ちしたくないから、検察べったり報道になる。

検察批判をするのは、その検察に捕まった鈴木宗男堀江貴文だけ。しかし国民の多くは鈴木宗男堀江貴文は悪人だと思ってるから、彼らのいうことはほとんど無視される。

検察は独立した組織でその検察の暴走を止める仕組みがない。法務大臣の指揮権は戦後1度しか発動されたことがない。検察の暴走を止める、検察の不正行為を摘発する、なにか別の組織や制度が必要だと思うんだよね。裁判官を訴追する弾劾裁判所があるように、検察を訴追できる独立検察官とか必要でないかな。国会の2分の1以上の議決で法曹資格を持つ人を独立検察官に任命できるとか。検察を見張る人が必要だと思うよ。マスコミはその役割を果たしてないし、世論も基本的には検察が間違うということを思いもしてないし。