バカリズム残念!(R-1ぐらんぷり2009)
R-1ぐらんぷり2009を見たが、審査がグダグダだったな。
- 堺正章、トップバッターの夙川アトムに96点。以後、得点調整不能に。
- 清水ミチコがバカリズムに100点付けてたけど、3組目に100点入れたらあとあと採点がしんどいよね。
- エハラマサヒロがバカリズムの得点を抜いたときに、会場からブーイングに似た悲鳴が。司会の雨上がりもまさかの展開にめっちゃ驚いてたなあ。
- 桂三枝が中山功太に98点。大平サブローが99点。エハラよりは功太に勝たせてやろうという吉本的配慮か。
点数については、M-1のようにトップバッターには85点ぐらいを付けて、あとは75点を最低に上は98点ぐらいまででトップバッターからの相対的な比較で決めるのが一番いいよね。今回の審査員は点数を付けるのに慣れてなかった。
それと最後に功太とエハラを並ばせて点数発表する演出も変。やはり1巡目の上位2〜3組で決勝戦をやって、最後多数決で勝った人に優勝して欲しい。そう考えるとM-1というのは試行錯誤を経て、バランスのとれた審査システムになっていると思う。今回のR-1はリアルタイムに点数発表したりとか敗者復活を取り入れたりとか、かなりM-1のシステムを参考にしているけど最終決戦はマネしなかった。だが、その最終決戦のシステムも臆面もなくパクるべきだったと思う。あれはやはり必要だ。ネタを2回やることで、たまたまひとつのネタだけが面白かったというまぐれ当たりも防げるし。
私としてはバカリズムが一番面白かったので、あの会心のネタで優勝できなかったのはかわいそうに思った。
しかしそれ以上に、私は今のピン芸では柳原可奈子が突出していると思うので、彼女が参加して圧勝して欲しかったと思う。スケジュールの都合だと思うが、柳原可奈子がR-1にエントリーしてないのは残念。レッドカーペット2周年記念の時に披露したコンビニネタとか珠玉の出来だったのに。