自動車取得税と印紙税を廃止して欲しい

定額給付金が相変わらずもめているが。私は2兆円の財源があったら別のことに使って欲しいと思う。

  • 分娩費用の無料化
  • 妊娠時の定期検診無料化
  • 駅前保育園増設
  • 小児科と産婦人科の診療報酬増額

とかね。

それと最近新車が売れなくなってきている。これは若い人がどんどん都市部に移り住むようになり、さらに若年層ほど非正規雇用が多く年収が少ないので、車の高額な維持費が捻出できないという事情が大きいと思う。特に都内では駐車場に月5万円、年間だと60万円なんてざらにあるので、そこに

とかかれば、車の維持費が年間100万を超えてもおかしくない。若い人にこれだけ負担させるのは無理だろうな。

日本は車の維持費が異様に高すぎる。ガレージに置いておくだけでも重税だ。これは車が金持ちのステータスだった頃からの名残だろうが、今の車に対する税金は懲罰的だと思う。私は車に対する税金はもっとシンプルに燃料にだけ課税するようにして、自動車税や重量税、自賠責は廃止すべきだと思う。その代わり、ガソリンがリッター200円しても構わない。走るだけ課税し、あまり車に乗らない人にはそれだけ税金を安くすればいいと思う。

また乗るだけ課税にすれば、普段は燃費のいいスモールカーで、家族で出かけるときはワンボックスカーで出かけるなど、車の使い分けができる。しかし今の税制だと車を持っているだけで高額な税金がかかるので、こういうセカンドカーや車の使い分けが非常にやりにくい。車の税制を見直して欲しい。それには軽自動車の既得権が大きな問題になるが(スズキやダイハツ自動車税の廃止に猛反発するだろうし)、やり遂げて欲しいね。

それと自動車取得税だが、なぜ100万円のプラズマテレビには消費税(5%)しかかからないのに、100万のリッターカーには消費税(5%)だけでなく自動車取得税(5%)もかかるのだろうか。これも車が高額商品だった頃からの残滓だろうが、さっさと廃止して欲しい。車が売れなくなってきているので、景気対策として2〜3年の時限措置でも構わない。定額給付金よりもよほど景気対策になると思う。自動車産業は国民の1割が関係する産業なのだから。

最後に印紙税だが、正直いって印紙を貼るのが面倒くさい。こんな手間の掛かる税金はやめて欲しい。印紙税を廃止すれば、ほんの少しだが不動産取得費用も安くなる。また印紙を偽造して金券ショップに持ち込む犯罪もあるが、廃止すれば偽造事件も起きなくなる。こんな前世紀の遺物みたいな税金はなくしてくれ。印紙税を廃止すれば3万円以上の銀行振込も安くなる。代引き手数料も安くなる。これも定額給付金なんかよりは、印紙税を廃止するほうがよっぽどいいと思うんだけどなあ。

そのために、ハイブリッド車などの自動車重量税自動車取得税を3年間(重量税は2009年4月1日 - 2012年4月30日、取得税は2009年4月1日 - 2012年3月31日)免除・軽減する措置を盛り込んだ。

パチンコ景品卸会社「愛産商会」(名古屋市北区)が景品を店に納め代金を受け取る際、使用済み収入印紙を「再利用」して伝票に張り、今年夏までの5年間で印紙税計約2500万円を免れたと名古屋国税局から指摘されていたことが24日、分かった。社内にあった新しい印紙は複数の営業担当者が換金し着服していたという。