CANDY Girls解散
最近は開店休業状態でほとんど活動してなかったが、このアイドルグループはなにを目標として活動しているのかよくわからなかった。TOKYO IDOL FESTIVALへの出演を2年連続で逃した時点で、まったく存在価値のないユニットだった。
私はアイドルグループというのは所詮通過点だと思っている。秋元康氏はAKB48を高校野球に例えたが、これは絶妙な例えだと思う。アイドルグループに入ってくる子は、将来はソロ歌手や女優になりたくて入ってくるわけで、アイドルグループは知名度やスキルを上げるための踏み台で構わないと思う。
CANDY Girlsは5人で発足したが、この5人が歌手や女優を目指し知名度を上げるためには、TIFに出演することが一番手っ取り早い。なにせ全国からヲタが集まってくるのだから、Dorothy Little Happyやアップアップガールズ(仮)みたいに名をあげれば、一気にファンが増える。
TIFに出演するためには、地元で○○人を集めてライブやってますみたいな活動実績が必要だが、このCANDY Girlsはそういう積み重ねができなかった。TIFに出演するという目標から逆算して、それまでになにをこなさなければいけないかという計画が作れていなかったように思う。
以前、事務所のマネージャー氏に大阪で行われたアイドルイベント(アイドルカレッジやOS☆Uなどが出演)にCANDY Girlsをブッキングしないのかと聞いたら、そんな大きなイベントはまだまだ早いですと返信が来て、呆れたことがあった。なんとしてでも売りだそうという意欲が見られなかったからだ。
どんな美人を揃えようと、スタッフに売り込む意欲がなかったら売れるわけがない。メンバーがかわいそうに思えた。今回事務所からも2名が脱退したが、この1年半ぐらい無駄な時間だったなあと残念に思う。
本日2012年8月31日をもって稲実栞・上村好がCANDY Girlsを卒業することになりました事をご報告させていただきます。本人達の「CANDY Girls・舞夢プロを離れて新たな活動や方向性を考え直したい。」という希望からこのような結果になりました。
そして、二人の卒業と合わせてCANDY Girlsユニットとしての活動も一旦終了致します。桐山紗知と私、日向瑠菜は今まで通り舞夢プロで活動していきます。