公金にたかるアイドル

ご当地アイドルグループが補助金に頼るのは是か非か。
地域をPRするために「ゆるキャラ」を製作したり、アンテナショップを展開するのにももちろんお金が掛かる。
ご当地アイドルが地域をPRするのなら、そのために衣装代や楽曲代、レッスン費を公金から支出するのも、その必要性はあるだろう。
しかし、「ほっとかナイス」は放置自転車対策目的で結成されたグループで、そこに過大な支出を行えば、無駄遣いだと批判されてもやむを得ないだろうな。
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京都市都市整備公社は、京都市が100%出資する外郭団体。八条口や御池地下の駐車場、先斗町西大路駅前の駐輪場など市営の駐車場や駐輪場のほとんどの管理を市から委託されている。一等地にある駐車場や駐輪場の管理がゆえに、毎年多額の利益を生み出す。市が出資している外郭団体の利益は、市民の利益であるはず。駐車場や駐輪場の利益は、出来る限り不足する駐輪場の建設に回して欲しいのが市民の願い。しかしながら、この収益がとんでもない事業に支出されていたのだ。
なんと、公社は放置自転車の対策事業として、ほっとかナイスというアイドルグループを結成。啓発活動のために、コスチュームやクリアファイル、さらにはオリジナルソングをプロの作曲家に依頼して作成。その費用の合計はなんと約1,839万円