掃除機吸い出し法によるレンズ内のゴミ除去

私は4年半前に買ったコンデジを愛用していて、特に不具合もなく使用してきたのだが、先日北海道で撮影した画像に大きなゴミが写っていて愕然としてしまった。せっかくの旅行の思い出が台無しじゃないかと。
旅行前にレンズクリーニングぐらいしておけばよかったと悔やんだのだが、後悔先に立たず。今更どうしようもない。これを教訓にすることにして、とりあえずヨドバシでレンズクリーニングキットを買ってきて、ブロアで拭いて、レンズティッシュで拭き拭き。試しに青空を撮影(絞って撮影した方がゴミがわかりやすいそうだが)。

あれ、ゴミが取れてない。どうもレンズ外側でなく、カメラ内にゴミが混入したらしい。これは困ったぞ。修理に出すことを考えねば。
キヤノンのカメラは修理代金が一律制になっていて、私の機種だと12,075円かかる。レンズ内のゴミだと、光学ユニット全取っ替えになるようだ。
しかし4年半前の機種に12000円はキツい。これだと買い換えたくなる。同クラスのコンデジへの買い換えもいいが、そろそろ一眼も使ってみたかったので、安くなったKiss5とか60Dもいいかもしれない。
買い換えるにしても、いまのコンデジをこのまま何もトライぜず退役させるのももったいない。自分で修理できないかいろいろ調べてみると、レンズに掃除機を当てて内部のゴミを移動させている人がいたので私も試しにやってみた。まずはバッテリーを抜いて、レンズシャッターが閉まっている状態で掃除機のノズルをレンズの周りに押し当てて、掃除機オン! しかも「強」。ぐぉぉぉぉんと唸りをあげて、掃除機とカメラがくっついたが、上手くいったのかよくわからない。確認のために、また空を撮影してみる。

なんと! ゴミが取れた!
これで私のコンデジは一線からの退役を免れた。