大阪市内のホール利用料

4月8日にオープンするオリックス劇場だが、旧大阪厚生年金会館と比べて施設利用料をかなり値上げしていることがわかった。

会場名 座席数 平日利用料 土日利用料
オリックス劇場 2400 1,100,000 1,300,000
大阪厚生年金会館 大ホール) 2400 795,900 871,500
神戸国際会館 こくさいホール 2022 819,000 1,029,000
京都会館 第1ホール 2005 706,000 921,000
中野サンプラザ 2222 861,000 934,500
渋谷公会堂 2084 800,000 920,000

平日で38%(79万→110万)、土日で49%(87万→130万)の値上げである。もっとも、大阪厚生年金会館は固定資産税を払っておらず、減価償却費も計上してないから利用料を安くできたのであり、民営のオリックスと比較するのは酷である。しかもオリックス劇場は再オープンにあたって、バリアフリー化のためのエレベーター設置や耐震補強工事をしているのだから、その分のコストもかかっている。
とはいえ、こうも値上げになり、同規模の他ホールよりはるかに高い金額を見せられると、考え込まざるを得ない。文化ホール事業を民間に任せてしまうことの是非を。
ついでに他の大阪市内の施設利用料も調べてみた。

会場名 座席数 平日利用料 土日利用料
京セラドーム大阪 55000 14,000,000 14,000,000
大阪城ホール 16000 3,780,000 4,200,000
グランキューブ大阪大阪国際会議場 2754 1,417,500 1,701,200
フェスティバルホール 2700 1,600,000 1,800,000
NHK大阪ホール 1417 840,000 945,000
大阪市中央公会堂 1161 270,000 324,000
大阪厚生年金会館 芸術ホール) 1100 402,150 454,650
森ノ宮ピロティホール 1030 750,000 850,000
メルパルクOSAKA 1010 338,900 419,500
御堂会館 906 294,000 325,500

ドーム球場はコンサート使用だと1400万と目玉が飛び出るぐらい高いが、草野球やイベント使用だともっと安く借りられる。AKB48が京セラドーム大阪で全国握手会やったのも、違う名目で借りていると思われる。
フェスティバルホール。年収1500万の朝日新聞社様から見れば、これでも安く見えるに違いない。
グランキューブ大阪は公営にくせにかなり高い。無駄に縦に長い糞会場なのにめちゃ高い。会場全体がグラグラ揺れるくせにめっちゃ高い。
森ノ宮ピロティホールも1000人規模の割には地味に高い。よくもまあモーニング娘。℃-uteは、シングルの発売記念イベントでこんな高い会場使えるなと思う。大阪厚生年金会館 芸術ホールが存続していたなら、ぜったい芸術ホールの方を使っただろうなと思う。
大阪市中央公会堂は歴史ある建物で、なおかつ安いが、防音ができてないのでコンサートには不向きである。音が外にダダ漏れなので。
最後にまとめると、大阪厚生年金会館の廉価な大ホールと中ホールという組み合わせを失ったのは、本当に痛かった。関西のコンサート文化の維持発展にとって。

施設利用料は安けりゃいいというものではない

施設利用料が安いといえば、青梅市民会館が有名である。スマイレージが二日連続で使用した伝説の会場だ。土日に丸一日使用しても38,500円である。
しかし事務所にとって格安でも、ヲタにとっては高くつく。交通費がだ。CD販売場所に指定されたタワレコ新宿から片道で780円、往復で1660円かかる。
ここで発想を変えよう。青梅市民会館のキャパは615人だが、615人全員で中野サンプラザを使ったとする。中野サンプラザの土日利用料は934,500円だ。青梅との差額は896,000円だが、これを3回まわし615人×3の延べ1845人で割ると、一人あたりの差額は486円になる。ドリンク代みたいなものだ。
青梅まで往復1660円払って行くのと、中野で入場時にドリンク代500円払うとのどちらがいいだろうか。中野の方がいいだろう。圧倒的に近いし、行きやすいんだし(※中野までの交通費割愛)。
こう考えると、安いからといってイベントで辺鄙な会場を使うのは考えものである。入場料払ってでも、都心の方がいい。