鈴木亨プロ(鈴木愛理パパ)、三井住友VISA太平洋マスターズで初日首位

今季は絶不調だった鈴木亨プロだが、「首のヘルニア」だったのか。そら予選落ちが続くわ。今大会を入れて残り3試合(最終戦のゴルフ日本シリーズJTカップは出場資格が厳しい)だが、なんとかあと1000万ぐらい賞金を積み足して、18年連続の賞金シードを来年も継続して欲しいな。

鈴木は今年2月に首を痛めるとその影響からか左腕も痛み出し、今季は思うようにゴルフが出来ない状態が続いた。シーズンに入っても回復せず、試合中に病院へ行き注射も打つなどだましだましプレーを続けていたが、8月に入るとさらに悪化。「首のヘルニア」と診断された
以降「フジサンケイクラシック」から「マイナビABCチャンピオンシップ」まで予選通過はなし。18年守ってきた賞金シードもあきらめかけた。しかし、先々週ぐらいからようやく首の状態も癒えてきて「残りの試合は、自分らしいゴルフをしよう」と決意。いい意味で開き直り、初日8バーディ・2ボギーのゴルフにつなげた。

2年ぶりの優勝を狙う45歳の鈴木が6アンダーの単独トップで初日を終えた。出だしの1番でいきなりボギーを叩きながらも、3メートルを沈めた続く2番から2連続バーディ。ショットに冴えを見せ、前後半ともに4バーディ、1ボギーとしてスコアを伸ばした。現在まで18年連続でシード権を保持。しかし今季は現在まで賞金ランキング101位と低迷している。「ゴールは考えない。目の前の一打に集中して最後の3ホールでいいところにいたら考えたい」と無欲で苦境を打破したい。

今年2月くらいに首を痛めました。最初は首というか左腕がだるくてあがらない症状。ボールを打っても150発も打てばもう力が入らない。それで針を打ったり治療に努めました。開幕戦は普通に迎えたけれど5月のダイヤモンドカップあたりで首に痛みを感じるようになって。試合中にも痛み止め注射を打ったりしたが効かない。それの状態がずーっと続いて、8月のセガサミーくらいに一気に(痛みが)来ました。それまでにも5月のときにも精密検査をしてMRIとかもやったが原因がわからず、体を動かしながら治しながらやっていこうということで、トレーナーとも相談しながらやってきていたけど、そこでまた精密検査をしたら首のヘルニアだと。