AKB48の握手会に対する方針

tgsk氏がハロプロの選民イベント方式をやんわりと批判している。確かにフレンチ・キスなどの分隊では抽選握手会をやることもあるけど、AKB本体では基本やらんよな。一方でハロプロは選民イベントが基本。方針が正反対なのが面白い。
ハロプロがp4you.netを使うのは、

  1. 来客数が読めるのでイベント運営コストを下げられる
  2. CD発売→応募→当落発表→週末にイベントとネット応募で迅速に応対できる

というのが主な理由。
で、AKB48ハロプロ。どっちのやり方が正しいのだろう。数字で見れば、ハロプロは売り上げを下げ続けているのだから(一時的に盛り返すこともあるが)、結果はそこにはっきり現れているのではないかと思う。クローズドな会場でイベントやる方が運営コストは下げられるかもしれないけど、ちょっと興味あるかもっていうぐらいの薄いファンの人はなかなか来てくれない。イベント参加に対する敷居が高いからだ。シングルを1枚買うぐらいの薄いファンでは、そもそも抽選になかなか当たらない。だからミニライブを見てもらって新しいファンが増えるというのが少なくなってしまう。
さらにまだファンになるかならないかのボーダーラインの人を落選させてしまったら、そこで応援する気持ちがとぎれてしまうだろう。落選が続くと普通ファンやめたくなるよ。p4you.netって、そういうファンの心理を無視したシステムだと思う。
人気商売なのにイベント運営コストとか帳簿上の数字にこだわった結果、ハロプロはファンを満足させることができず、ファンを減らしてしまってるのではないか。

AKB48は握手会イベントを抽選などで当たった方ではなく、「もれなく」参加して頂けるのが「肝」だと思っております。

CD購入者なら誰でも参加できる(全員を招待)イベントを実施したとします。まず、当日の参加者がどのくらいになるかなかなか読めません。さらに難しいのは、同日にイベントが複数回行われる場合です。どの回に何人来るのかは実際にやってみないとわかりません。ですから万が一の混乱に備えるため、運営スタッフを多めに準備する必要があります。